2018/4/8 愛知屋花まつり

祈りのプロジェクトの一環として、
愛知屋主催「第2回 花まつり」を行いました。
お釈迦様のお誕生日と教えを広めようと社員一同、総力あげての催しでした。
当日は天候に恵まれ家康行列開催日とも重なり、とても多くの方にお越しいただき、すばらしい花まつりになりました。
心より感謝申し上げるとともに、
また来年の「花まつり」にもぜひご参加ください。

 

これは遠い昔のそのまた昔のお話。
おしゃかさま

紀元前463年頃、ヒマラヤ山脈のふもとに釈迦族の王国がありました。そこには、王様スッドーダナと王妃マーヤが子を授かる事を願い暮らしていました。
ある夜、王妃マーヤは白い象が右のわきから体に入ってくる夢をみました。しばらくすると、お釈迦様を身ごもられました。

お釈迦様はネパールの南部のルンビニという小さな花園でカピラ城に都をおく釈迦族の王子として四月八日に誕生され、ゴータマ・シッダールタと名付けられました。
天から九頭の龍が現れ、甘露の雨が降り注ぎ、お釈迦様を清めました。

その時、はすの花が忽然と咲き、その上にお釈迦さまは七歩歩いて立ち止まり、四方八方をみられてから、右手を天に向け、左手を大地に向け
「天上天下唯我独尊」とおっしゃったのです。
この世で一番尊いのは自分である。なぜなら自分という存在はこの世に一人しかいないからである。世界中の人間一人一人みな尊い。

その後お釈迦様は生後七日目にして、母マーヤがお亡くなりになります。
そして、16歳の頃にヤショーダラと結婚し ラーフラという子をお授かりになります。

ある年、年中行事の鋤き入れの式が行われました。お釈迦様は鋤きで掘り起こされて土の中から出てきた虫を鳥が捕らえて食べてしまうのを何度も何度も目のあたりにし、こう思われました。
「一方が生きる為に、一方が殺される…。なんと惨たらしい…。生きる事はすべて苦である…」
お釈迦様はそのまま考え込んでしまい、数日が経っていきました。

それを安じた父・スッドーダナ王は、王子のお釈迦様を城の外に出して散策するよう提案します。
お釈迦様はお城の東の門から出かけました。すると、今にも力尽きそうなヨボヨボのご老人と遭遇しました。お釈迦様はお供の者に
「あれは何者か?」
と尋ねました。
お供の者は答えました。
「老人でございます。すべての人間は生身であるいじょう、
老いの苦しみを免れるものはございません。」
お釈迦様は考え込んでお城に帰りました。

またあくる日、お釈迦様は南門からお出かけになりました。
すると、道端に倒れている病人と遭遇しました
お供の者に「あれは何者か?」と尋ねると、
「病人でございます。すべての人間は生身であるいじょう、病の苦しみを免れるものはございません。」
と答えました。お釈迦様はまた考え込んでお城に帰りました。

またあくる日、お釈迦様は西門からお出かけになりました。するとご遺体を運んでいるお葬式に遭遇しました。お釈迦様はお供の者に
「あれは何者か?」と尋ねました。
お供の者は答えました。
「死人でございます。すべての人間は生身であるいじょう、死の苦しみを免れるものはございません。」
お釈迦様はまた考え込んでお城に帰りました。

しばらくして今度は北の門からお出かけになりました。
すると、出家した修行者に出会いました。修行者はたいそう貧しく、痩せ細っておりましたが、落ち着きがあり、清らかな足どりで歩き、また彼のその眼は輝いて生きる意欲に満ちあふれておりました。
お釈迦様はその修行者の姿に深く感動し、自らも出家する決意をしました。

29歳になると、人生の苦しみを解決するため、王子の身分を捨て、妻子を城に残し、修行の道に入られます。
それから六年間壮絶な苦行をされるのです。
しかし、この心身を極度に消耗する厳しい苦行は、根本的解決とならはないことに気が付かれます。
35歳になられたお釈迦様は、苦行でやせ細った体と心の渇きを
ネーランジャー川でゆっくりと洗われます。

川からあがると村娘のスジャータの捧げた乳がゆをお釈迦さまは心静かにいただかれました。いくらか体力が回復されると大きな菩提樹の根元に静かに座られ、すべてのいのちが苦しみから解き放たれることを願い、瞑想に入られます。
そしてついに悟りを開き、『仏陀』すなわち真実に目覚めた人、真実を悟った人となられました。

お釈迦様が気づかれたのは、この宇宙のすべてがあらゆる物事の一つ一つが無数の条件が加わり形として現れていること。
あらゆるものが、縁によってはじまり、縁によって、移り変わり、縁によっておわると悟られたのでした。

また、お釈迦様は「私たちはなぜ苦しむのだろう」「苦しみはどうすればなくすことができるだろう」と苦の正体も見つめられたのです。
お釈迦様は苦しみや悩みを克服するために、こうおっしゃったのです。
「迷いの人生は苦しみであり、苦しみの原因はわたしに対する執着であり、その執着の原因である煩悩を断ち切れば苦しみはなくなるのです、そのために正しい道を歩みなさい。
その道とは物事の見方、思い、言葉、行い、生活、努力、気づかい、精神統一の八つを正しく行うことです」と。
四つの道理と八つの実践方法『四諦八正道』を教えられました。

お釈迦様のおしえがこうして現在のお寺様のご法話、座禅、説法へと繋がり
我々の心安らかな暮らし方へと伝えられています。

本日はお釈迦様『仏陀』のおしえに出会えたことに感謝し
お釈迦様のお誕生をお祝いましょう

おしまい

Copyright(C)2006 Aichiya butsudan honpo Co.,Ltd All Rights Reserved.